【2026年版】引越しの水回り手続きはどこに連絡する?千葉県営・市営の違いと入退去時の対策

千葉県は都心へのアクセスが良く、春の引っ越しシーズンには県内外から多くの方が移り住みます。
そんな新生活の準備で忙しい中、意外と見落とされがちなのが水道の手続きです。
特に千葉県は県営水道と市営水道が混在しているため、手続き先を間違えるといったトラブルが後を絶ちません。
「手続きしたつもりだったのに、引越し当日に水が出ない!」
そんなパニックを防ぐために、千葉県の水まわりのプロである「ちば水道職人」が、千葉ならではの引越し事情と、退去・入居時に押さえておくべきポイントを解説いたします。
目次
退去・入居時の「水道の手続き先」を確認

千葉県での引越しにおいて最初につまずきやすいのが、水道の窓口です。
現在の住居と、新居のエリアがどこに該当するか、必ず事前に確認しておきましょう。
県営水道エリアと市営水道エリアの違い
千葉県には、千葉県企業局が運営する「県営水道」と、各市町村が独自に運営する「市営水道」が混在しています。
これが千葉県特有のややこしさです。
千葉市、船橋市、市川市、浦安市、習志野市、松戸市、鎌ケ谷市といった主要都市の多くは「千葉県営水道」の管轄です(市川市、鎌ヶ谷市、浦安市以外は一部市営管轄エリア有)。
一方で、柏市、野田市、我孫子市、流山市、八千代市、佐倉市などは各市が独自に水道事業を運営しています。
「うちはどっちだろう?」と迷ったら、千葉県企業局の公式サイトにて確認できますので、引越しが決まったらまず確認しておくと安心です。
千葉県内の引越しでも「解約・新規」が必要なケース
ここで注意したいのが、千葉県内の引越しでも手続きが2回必要になるケースがあるということです。
例えば、「浦安市(県営)」から「市川市(県営)」への引越しなら、同じ県営水道内なので利用中止と開始の簡単な手続きだけで済みます。
ですが、「浦安市(県営)」から「柏市(市営)」へ引っ越す場合などは、県営水道の「解約」と柏市上下水道局への「新規申込」という2つの手続きが必要になります。
「隣の市への引越しだから大丈夫」と油断すると、手続き漏れが発生しやすくなります。
引越しの1週間前(繁忙期の3月〜4月は2週間前)には、必ず手続きを済ませておきましょう。
退去費用を抑える!敷金を無駄にしないためのポイント

退去時のトラブルで最も多いのが、清掃不足による敷金返還の減額です。
特に水まわりは汚れが目立ちやすく、厳しくチェックされる傾向がありますので慎重にチェックしておきましょう。
意外と厳しい?原状回復のライン
「普通に使っていただけだし……」と思っていても、カビや水垢を放置していると、入居年数などにもよりますが、「善管注意義務違反」として別途費用を請求されることがあります。
特にキッチンシンクのサビ(空き缶・ビンの跡など)や、お風呂のパッキンに深く根付いたカビなどには要注意です。
鏡や蛇口に白いウロコ状の汚れ(カルキ汚れ)が付いている場合は、通常の洗剤では落ちにくいため、クエン酸などを使って退去前に磨き上げておくことをおすすめします(大理石などの場合、逆に傷んでしまうケースもあるため材質に注意)。
このひと手間で、退去時の印象は驚くほど変わります。
退去前の清掃で重点的にチェックすべき箇所
原状回復についてある程度理解したところで、次は具体的な清掃箇所を確認していきましょう。
退去時の立ち会いで特にチェックされやすいのは、以下の箇所です。
【退去前の必須チェックポイント】
- 排水口(キッチン・風呂・洗濯機)のヌメリ
- 鏡のウロコ汚れ
- トイレのウォシュレットノズル周辺の汚れ
- 屋外の散水栓(戸建ての場合、泥づまりなどを確認)
日常的な掃除では見逃しがちですが、退去時には細部まで確認されます。
キッチンの排水口は、ゴミ受けやワントラップを取り外して内部までできるだけ清掃しておきましょう。
洗面台のボウルに付着した手垢や石鹸カスも、スポンジで丁寧に磨いてください。
トイレは便器内側だけでなく、タンクの蓋や床付近のホコリまで拭き取っておくと安心です。
また洗濯機パンの排水トラップに溜まった糸くずや汚れも見逃さないように取り除いておきましょう。
ただし、備え付けの家具や備品を分解してまで清掃したり、無理に修理するのは控えた方が良いでしょう。
分解することで破損させてしまったり、勝手に手を加えたことで原状回復費用が発生したりするケースもあります。
あくまでも、通常使用による汚れを、普段よりも念入りに落とすという意識で十分です。
入居時に気をつけたい新居のチェックポイント

新居の鍵を受け取ったら、荷物を搬入する前に「水まわりの点検」を行っておきましょう。
入居時に確認しておきたい10のチェックポイント
- 水の勢いが弱すぎたり強すぎたりしないか
- 茶色く濁った水や錆が混じった水が出ていないか
- 蛇口を閉めた後、ポタポタと水漏れしていないか
- 蛇口やシャワーヘッドの接続部から水が漏れ出していないか
- 排水の流れが遅くなったり、つまっている様子はないか
- シンク下・洗面台下の配管から水が染み出していないか
- お湯の温度が不安定だったり、設定と実際の温度にズレがないか
- トイレを流した後の水位が異常に高い、または低い状態になっていないか
- 水を出したり止めたりするときに、ゴボゴボ音や異音がしないか
- 水まわりの床や壁に濡れた跡、カビ、腐食、異臭がないか
通水確認と「赤水」のチェック
水道の使用開始手続きが済んでいれば、基本的に蛇口をひねるだけで水が出るはずです。
もし水が出ない場合は、手続きが完了しているか水道局や水道事業者に確認してみてください。
築年数が経っている物件や、海沿いのエリアでは、長期間使われていなかった配管から一時的に茶色い水(赤水)が出ることがあります。
しばらく出し続けて透明になれば問題ありませんが、濁りが取れない場合は必ず、水道局や管理会社へ連絡するようにしてください。
少しでも気になる点を見つけたら、写真や動画で記録し、管理会社や大家さん、不動産会社などに相談してください。
また入居時のこのタイミングで、床や壁の傷・汚れの有無なども併せて確認しておきましょう。
万が一見つけた場合はこちらも写真などで記録しておき、あらかじめ管理会社などに報告しておくことで、「入居前から存在していた」という証明がしやすくなります。
ベイエリア向け:気密性の高いマンションは「カビ」に注意
浦安市、市川市、千葉市の美浜区などのベイエリアや、海浜幕張周辺のタワーマンションなどの住居の場合、気密性が非常に高く作られていることが多いです。
気密性が高いとその分湿気がこもりやすく、入居直後からお風呂や洗面所にカビが発生してしまうことも……。
入居前の乾いている状態で「防カビ用の燻煙剤」を使用したり、換気扇のフィルターを設置したりして、カビ対策を講じておくことを強くおすすめします。
内陸部・郊外向け:プロパンガスの開栓立ち会いを忘れずに
千葉県は都市ガス(京葉ガス・東京ガスなど)のエリアも広いですが、少し郊外に出るとプロパンガスの物件も非常に多くなります。
電気・水道は立ち会い不要のケースが多いですが、ガス(特にプロパン)は開栓の立ち会いが必須です。
3月・4月の繁忙期は予約が埋まりやすいため、引越し日が決まったらすぐに予約を入れておきましょう。
予約を忘れると、引越し当日にお湯が使えず困ることになりますので注意してください。
引越し前後に行う手続きチェックリスト

引越しではさまざまな手続きが必要になります。
転居前に行うことと転居後に行うことがあり、期日が設けられているケースもあるため、計画的に進める必要があります。
【引越し前(現住所)】
- 住居の解約連絡(賃貸住宅の場合は退去予告期限などを確認し、管理会社や大家さんへ連絡する)
- 駐車場の解約(解約予告期限を確認し、管理会社やオーナーへ連絡する)
- 水道の閉栓手続き(県営か市営かを確認!)
- 電気・ガスの停止予約
- インターネットの移転・解約
- 郵便物の転送届
- 不用品・粗大ごみの処分(自治体によっては回収日が少ないのでお早めに)
- 転出届(転居前の市区町村役場で手続きを行う)
【引越し後(新住所)】
- 水道の開栓手続き
- 水まわり設備の確認(蛇口や排水の流れ、水漏れの有無、洗濯機の排水ホースが正しく接続され水が漏れていないかを入居直後に確認)
- 追い焚き前の空気抜き(新居では配管内に空気がたまっていることがあり、空気抜きをする前に追い焚きをしようとすると異音が発生することも。まずは水を出して配管の空気を抜いたり、取扱説明書でリモコン設定などを確認。)
- 電気の使用開始手続き
- ガスの開栓立ち会い
- 転入届の提出(転居後14日以内を目安に、新居の最寄の市区町村役場で手続きが必要)
- 駐車場の契約(新しい駐車場を契約したら、車庫証明書の住所変更手続きも15日以内に行う)
- 学校や勤務先への連絡(書類送付先や緊急連絡先の変更)
- 各種住所変更手続き(免許証やマイナンバーカード、銀行、クレジットカードなど)
引越しに関する水まわりのQ&A

引越しの際に多くの方が抱きやすい疑問について、いくつかまとめてみましたので参考にしてみてください。
Q1. 引越し当日にトイレの水が流れません。どこに連絡すればいいですか?
A. まずは管理会社へ連絡してください。
止水栓が開いているか、タンク内に水が溜まっているかをご確認いただき、それでも流れない場合は配管のつまりや設備不良の可能性があります。
管理会社が休みで連絡がつかない場合や、緊急で対応が必要な場合は、「ちば水道職人」にご相談ください。
入居直後のトラブルは大家さん負担となるケースが多いため、状況を記録しておくこともおすすめします。
Q2. 入居直後に洗面台の下から水漏れを発見しました。これは大家さんの負担になりますか?
A. 入居直後であれば、基本的に大家さん負担となるケースが多いでしょう。
まずは止水栓を閉めて被害の拡大を防ぎ、水漏れ箇所を写真で記録してください。
その後、管理会社へ連絡しましょう。
Q3. 引越し後にキッチンの排水口から異臭がします。原因は何でしょうか?
A. 空室期間が長かった物件では、排水トラップの封水切れなどを起こしている可能性があります。
まずは水を流して封水を補充してみてください。
それでも改善しない場合は、排水管内の汚れやつまりが考えられますので、念のため管理会社などに連絡するようにしてください。
千葉の新生活、水まわりの不安はプロにご相談を

引越しは、新しい生活をスタートさせる上で大切なイベントです。
ですが、慣れない土地での手続きや、入居直後の設備トラブルは大きなストレスになります。
「入居したばかりなのにトイレの水が流れない」 「洗濯機の取り付けがうまくいかない」 「排水口から異臭がする」
そんな時は、地元千葉県に根差した私たち「ちば水道職人」にご依頼ください。
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