冬は気温が大きく下がり、水まわり設備に負荷がかかりやすくなる季節です。
そして気温が低いため、排水管の中の油分や石鹸カスが固まりやすくなる季節でもあります。
結果、排水の流れが悪くなるという環境が生まれてしまうのです。
 
特にキッチンやお風呂、洗面所、トイレなどは、ご家庭の中でも使用頻度が高い場所のため、冬は排水口のつまりトラブルが起こりやすい場所です。
さらに、師走の慌ただしさや年末年始の来客による使用量増加も重なり、少し流れが悪いと感じていた程度の状態が、一気につまりへと悪化することもあるでしょう。
 
そして、つまってから慌てて対処しようとすると、余計に悪化させてしまう場合もあります。
 
そこで今回は、冬に増える排水つまりの主な原因と、場所別の対処法、日頃からできる予防策についてご紹介します。
併せて、応急的な考え方を整理するためにAIを活用する方法や、水道修理業者に相談した方が良い目安についてもお伝えします。
冬の水まわりを安心して利用するための参考にしてみてください。

冬につまりトラブルが増える理由

冬につまりトラブルが増える背景には、いくつかの要因が重なっています。
気温の低下による汚れの固まりやすさや、年末年始の使用頻度の増加、配管やパッキンの劣化などが代表的な要因です。

冬の低温で油分や汚れが固まりやすくなる

キッチンの排水口や排水管の中には、料理・洗い物の際に出る油分や、食べ物の細かいカスが少しずつ付着しています。
 
気温が高い季節は、油分や汚れが固まるのに時間がかかるため、排水管内の水と一緒に流れやすい状態です。
しかし冬は気温が低く、特に屋外配管や床下の配管は冷えやすいため、油分や汚れが固まる速度が早くなります。
 
その結果、排水管の内側に固まった汚れが層のようにたまり、通り道が狭くなっていきます。
この状態で年末年始のような来客の増加により、排水管の使用量が増えると、排水がスムーズに流れきれず、流れが悪くなったり、完全につまったりするのです。

石鹸カスや髪の毛が固まりやすくなる

お風呂や洗面所の排水口では、石鹸カスやシャンプー、コンディショナー（トリートメント）の成分、髪の毛・皮脂汚れなどが混ざり合い、ぬめりや塊になっていきます。
お風呂の排水口が汚れると、ゾッとするようなヘドロのようなものが発生するのは、これらが原因です。
 
意外に思うかもしれませんが、冬はお湯を使用する時間が長くなる一方、排水管自体は冷えています。
温かいお湯は冷たい排水管を通るうちに、段々と冷えていくのです。
その結果、石鹸カスなども排水管内で冷やされ、固まりやすくなる環境が生まれてしまいます。
 
髪の毛に石鹸カスや皮脂汚れが絡みつくことで、ヘドロのような塊は排水口もしくは排水トラップにとどまります。
これが積み重なることで、排水の流れが徐々に悪化し、最終的につまりへとつながってしまうのです。

年末年始の使用量増加による負荷

年末年始はご家族やご親戚が集まり、キッチンやトイレ、お風呂、洗面所の使用頻度が増えます。
普段は問題なく流れていた排水口であっても、使用する人数が増え、短期間に何度も使用されることで、一気につまりが表面化することがあります。
 
例えばキッチンでは、大掃除や年越し料理、お正月料理の準備などで、キッチンの排水口の使用頻度・油分の多い調理の回数が増えます。
お風呂や洗面所では、帰省中のご家族が増えることでシャワーや洗顔の回数が増えます。
 
使用人数や回数が増加する冬は、排水設備にとって、普段よりも負荷の大きい期間だと言えるでしょう。
 

使用方法の変化によるつまり

排水つまりトラブルで見逃せないのが、使用方法の変化です。
 
例えば節水型のトイレをご利用の場合、トイレットペーパーを流す量に気を付けないと、すぐにつまってしまうことがあります。
普段からそのトイレを使用しているご家族は、どれほど流せばつまってしまうか理解していても、たまの訪問しかないご親族や知人などは、その知識を持っていないでしょう。
ご訪問者のご自宅と同じ様な使用方法でトイレを使用すると、つまってしまうことがあるのです。
 
このように、水まわりのクセを理解していない方が使用することで、つまるケースは少なくはありません。
 
千葉県にお住まいの方は帰省する側のことが多いかもしれませんが、浦安市など一部地域にお住まいの方は、東京ディズニーランドから近いということもあり、ご訪問が増える傾向があるでしょう。
 
このご訪問が毎年の恒例となっているご家庭や、今年はその予定が立っているご家庭は、事前にご自宅の水まわりの使用方法を周知しておいた方が良いかもしれません。

凍結とつまりが関係するケースもある

冬は凍結によって水が流れなくなるケースもあります。
一見つまりのように見えても、実は排水管の一部が凍っている場合もあるため、状況の見極めが必要です。
 
凍結が原因で一時的に水が流れなくなり、その後気温が上がって解けたときに、排水管内の汚れやゴミが一気に動き出し、排水トラップや曲がり部分でつまるケースもあります。
 
また、凍結が原因で排水管が破損し、つまりや水漏れに発展するケースもあります。
凍結が疑われる場合は、解凍したあとに排水管を点検しておいた方が良いでしょう。
 
冬のつまりは、凍結と汚れの蓄積が複雑に関係していることも多いため、原因を整理しながら対処していくことが大切です。

冬に起こりやすい場所別つまりトラブルと対処法

ここからは、冬につまりが発生しやすい場所ごとに、代表的な症状と対処法をご紹介します。
つまりトラブルが発生したときは、ご自分で試せる範囲の対処法と、水道修理業者への相談を検討した方が良い目安を整理しておくと安心です。

キッチンの排水口や排水管のつまり

キッチンの排水口や排水管のつまりは、油分や食べカスが主な原因です。
冬は油が固まりやすく、排水口のゴミ受けや排水トラップ、さらにその奥の排水管の内側に汚れがこびり付きやすくなります。

キッチンのつまりの対処法

• 排水口のゴミ受けやフタを取り外し、ブラシでしっかり掃除する
• 排水トラップを分解できる場合は、取扱説明書を確認しながら外して掃除する
• 市販のパイプクリーナーを使用し、表示どおりの時間放置してから十分な水で流す

 
これらの方法を試してもつまりが改善しない場合や、排水管の奥でつまっていると感じる場合は、水道修理業者による高圧洗浄などの専門的な作業が必要になることもあります。

注意点

熱湯を一気に流し込むことは控えてください。
排水管の材質や接続部分への負担が大きく、破損の原因になることがあります。
 
また、パイプクリーナーを頻繁に大量使用すると、排水管やパッキンを傷める場合もあるため、使用頻度には注意が必要です。
製品の使用回数・使用量の目安は必ずパッケージの表示に従い、自己判断で表示以上の回数や量で使用しないようにしてください。
 
そして、「混ぜるな危険」と記載がある洗剤は、注意書きにしっかりと従い、混ぜないようにしてください。
注意書きを無視して混ぜると、有毒ガスを発生する恐れがあるため大変危険です。
 
なお、ご自分でできる対処法は、固形物ではないものが原因のつまりの場合に限って有効な手段です。
菜箸や食べ残しなど、固形物が原因の場合は逆につまりを悪化させる可能性があるため、ご自分で対処せずに水道修理業者を呼んだ方が良いでしょう。

洗面所やお風呂の排水口のつまり

洗面所やお風呂では、髪の毛、石鹸カス、皮脂汚れなどが絡み合ってつまりを引き起こします。
冬は髪や肌の乾燥が気になりやすく、整髪料やボディケア用品、高保湿の製品を使用する機会も増えるのではないでしょうか。
その分、排水に流れ込む成分も多くなり、ぬめりやヘドロ状の汚れがたまりやすくなるのです。
特に油分が多く含まれる製品や、こってり系の製品は、排水管の中で固まりやすく、排水管にこびりつく可能性が高まります。

洗面所やお風呂のつまりの対処法

• 排水口のフタやヘアキャッチャーを外して掃除する
• 髪の毛を絡め取るタイプのブラシや専用器具を使用して汚れを取り除く
• ぬるま湯と中性洗剤を併用し、ぬめり汚れを洗い流す
• 髪の毛が流れていかないように、網目の細かい使い捨てのヘアキャッチャーを排水口に設置する

 
排水管の中の髪の毛などの汚れを取り除く際は、道具を落とさないように注意してください。
道具を落としてしまうとそれがつまりの原因となるため、万が一落としてしまいご自分で取り出すのが難しいと感じた場合は、水道修理業者に連絡しましょう。

注意点

排水口周辺や排水管の中の取り除ける範囲での掃除で改善しない場合は、排水トラップや排水管の奥に汚れがたまっている可能性があります。
この場合は分解が必要となるケースもあり、無理やり外そうとすると水漏れを招くことがあります。
 
作業前に取扱説明書や施工説明書、メーカーサイトなどを確認し、構造をしっかり調べておくことが大切です。
そして、ご自分での対処が難しいと感じたときは、無理に作業することは控えた方が良いでしょう。

トイレのつまりと冬の注意点

トイレのつまりは、トイレットペーパーの使用量が多いときや、水に溶けにくいものを流してしまったときに発生します。
年末年始は長期休暇によりトイレの使用回数や使用する方が増え、トイレットペーパーの使用量も増加傾向です。
結果、つまるリスクが高まります。

トイレのつまりの対処法

トイレがつまったときに多くの方が思い浮かべるのは、ラバーカップ（スッポン）を使用する方法ではないでしょうか。
 
ラバーカップは、水溶性のもの（トイレットペーパーや排泄物）が原因のつまりに有効な手段です。
ただし、水に溶けない固形物（生理用品やボールペンなど）がつまりの原因の場合、ラバーカップを使用すると排水管の奥に押しやってしまい、つまりが悪化する可能性も。
 
水溶性のもの以外が原因のときは、水道修理業者を呼ぶことをご検討ください。

ラバーカップの使用方法

ラバーカップの使用方法は簡単で、水が便器内にある程度たまった状態で、排水口にカップ部分を密着させてゆっくり押し込み、その後勢いよく引く動作を繰り返します。
何度か繰り返していると、ゴポッと空気が抜けるような音がして、つまりが解消するでしょう。
 
ただし、何度試しても改善しない場合や、水位が異常に高くなっている場合は、無理に続けると便器から水が溢れる危険があります。
 

関連記事スッポンで解消できる？トイレつまりを直す方法と失敗しないコツ

注意点

トイレの種類によって、使用するラバーカップの種類が異なります。
ラバーカップを購入する前に、どのタイプがご自宅のトイレに適しているか調べてから購入しましょう。
 
また、ラバーカップを使用するときは、汚水が飛び跳ねる可能性があります。
床や壁に汚水が飛び散っても良いように、新聞紙、ビニールシート、古いタオルなどで、汚水から守るように養生してください。
念のため、衣服も捨てても良い古着やエプロンを着用した方が良いかもしれません。
 
さらに、タンク式トイレでは、内部の部品劣化や水量の設定不良が原因で洗浄力が弱くなり、つまりやすくなっているケースもあります。
頻繁につまると感じる場合は、トイレ本体の状態も確認した方が良いでしょう。

凍結が疑われるときの見分け方と注意点

冬の朝に急に水が流れなくなった場合、つまりではなく凍結が原因ということもあります。
次のような状態が見られるときは、凍結の可能性が高いと考えられるでしょう。
 
【凍結の可能性が高い症状】

• 屋外の蛇口や配管が冷え切っており、全く水が出ない
• 特定の蛇口だけではなく、複数の蛇口で水が出ない
• 一つの排水口だけではなく、複数の排水口がつまっている
• 夜から朝にかけて急激に気温が下がった
• 寒波到来の予報が出ていた
• 積雪の予報や大雪警報が出ていた

 
このような場合は、つまりと判断して解消のために器具を使用したり、強い力を加えたりすることは避けてください。
まずは凍結の可能性を考え、凍っている場所を特定しましょう。
 
そして、目視で確認できる範囲・ご自分で作業できる場所が凍っている場合は、タオルとぬるま湯でゆっくり温める方法や、室内を暖めて様子を見る方法をご検討ください。
 
ただし、凍結が解消された後に流れが悪い状態が続く場合は、凍結により排水管が破損している可能性や、排水管にこびりついていたサビなどがつまっている可能性があります。
このときは水道修理業者に相談することをおすすめします。

冬につまりを予防するための日常の工夫

つまりトラブルは、発生してから対処するよりも、日頃の予防で対策しておくことが大切です。

キッチンでのつまり予防対策

• 揚げ物の油はそのまま流さず、固めて可燃ゴミとして処分する
• フライパンやお皿についた油は、キッチンペーパーなどで拭き取ってから洗う
• ゴミ受けネットを活用し、食べカスをできるだけ配管に流さない

 
キッチンでは、油分を流さないことや、小さな食べカスも流さないことが対策として有効です。

洗面所やお風呂でのつまり予防対策

• 網目の細かい、髪の毛をキャッチするタイプのヘアキャッチャーを設置する
• 定期的に排水口周辺のフタや部品を外し、ぬめりを落とす
• 週に一度程度、中性洗剤や排水口クリーナーで軽くメンテナンスする
• 排水の流れ少し悪いと感じた段階で、パイプクリーナーでの洗浄を試みる

 
洗面所やお風呂のつまりは、髪の毛が多くの原因を占めます。
髪の毛を流さない工夫と、ヌメリを発生させない工夫が大切です。

トイレでのつまり予防対策

• トイレットペーパーを流しすぎない
• 大洗浄と小洗浄を適切に使い分ける
• 水に溶けない固形物を流さない
• ペットボトルなどをトイレタンクに入れて無理な節水をしない
• 寒波到来のときは不凍液を使用する

 
トイレのつまりの原因は、季節を問わずにトイレットペーパーの流しすぎがほとんどです。
トイレットペーパーの使用量は365日気を付けるようにしましょう。
 
また、寒波到来前は不凍液を使用することで、トイレの凍結を予防できます。
不凍液には車用もありますが、車用の不凍液には下水管に流さない方が良い成分が含まれていることがあるため、ご家庭用の不凍液を使用するようにしましょう。
 

関連記事トイレのつまりは自然に直る？原因別の放置時間と「放置NG」の危険サイン

大掃除で点検を

年末の大掃除のタイミングで、キッチンやお風呂、洗面所、トイレなど、主要な水まわりの排水口を一通り点検しておくこともおすすめです。
年末年始の来客前に状態を整えておけば、人が集まる時期につまりが発生するリスクを下げられます。

【AIの活用】排水トラブルを相談する方法

最近は、水まわりのトラブルについてChatGPTのようなAIに相談する方も増えています。
年末年始や夜間など、水道修理業者にすぐ連絡しにくい時間帯でも、状況を整理する相手としてAIの活用はおすすめです。
 
しかし、AIにどのように尋ねればほしい回答が出るのかが分からない、ご自分で調べないと不安という方もいるのではないでしょうか。
例えば、次のような情報を入力して相談することで、考えられる原因や注意点を整理する手助けになります。
 
そして、ご自分で調べたいという方は、AIが出してきた情報をヒントにインターネットで検索する方法が、時短になるでしょう。

つまりトラブルのAIの入力例

• どの場所の排水が流れにくいか
• いつ頃から症状が出ているか
• 水は全く流れないのか、ゆっくり流れるのか
• 異臭やゴボゴボという音が聞こえるかどうか
• 水道修理業者に相談した方が良いかの確認　など

 
AIは、似たトラブル例をもとに、一般的な原因や、ご自分で試してもよい範囲の対処法、避けた方が良い行動などをまとめてくれます。
AIを活用して情報を整理しておくことで、水道修理業者へ相談する際にも状況が説明しやすくなるでしょう。
 
ただし、AIは実際の現場を目で見て確認しているわけではありません。
AIが提案した対処法を実行しても改善しない場合や、対処法を行うことに不安を感じる内容である場合は、その提案に固執せず他の提案をもらうようにしましょう。
 
無理な分解や熱湯を大量に流すなど、配管や設備にダメージを与える可能性がある行為は、たとえAIが推奨したとしても控えてください。
また、ケガにつながる行動や、生命・健康を脅かす行動を提案されたときも、安全を最優先にし、AIの提案は却下してください。
 
AIはあくまでも情報収集や整理に活用し、最終的な判断は水道修理業者の点検を踏まえて行うことがおすすめです。
 
加えて、一つのAIの回答を鵜呑みにせず、複数を使用することもご検討ください。
例えば、ChatGPTが出した内容をGoogle Geminiに問題がないか確認し、回答の齟齬がないか、真反対のことを回答しないかなども見ておいた方が良いでしょう。

代表的なAI一覧

AIの名称
ChatGPT
Google Gemini
Microsoft Copilot
Claude
Perplexity AI
Siri（アシスタントAI）
Googleアシスタント（アシスタントAI）

 
AIにはさまざまな種類があります。
ご自分に合うAIを見つけることで、調べものの利便性が向上するでしょう。

冬の排水つまりに関するよくあるQ&A

冬の排水つまりは、原因や対処法に関して不安を抱える方が少なくはありません。
ここでは、よく寄せられる疑問をQ&A形式で整理します。

Q1.冬につまりやすくなる場所はどこですか？

冬につまりやすい場所としては、キッチンの排水口や排水管、お風呂や洗面所の排水口、トイレの排水経路など、全ての排水設備が該当します。
例えば、キッチンは油分、洗面所やお風呂は髪の毛・石鹸カス、トイレはトイレットペーパーの量といった風に、原因はそれぞれに異なります。
しかし、冬は気温の影響により、どの排水設備もとてもつまりやすいのです。

Q2.市販のパイプクリーナーだけで対応しても大丈夫ですか？

軽度のつまりや、予防的な掃除として使用する範囲であれば有効な場合があります。
ただし、頻繁に高濃度の薬剤を使用すると、配管やパッキンを傷める可能性があります。
何度試してみても改善しないときや、水が全く流れないような重度のつまりのときは、水道修理業者への相談をご検討ください。

Q3.ラバーカップを使用するときに注意することはありますか？

つまりの原因が何かを把握した上で使用することが大切です。
つまりがトイレットペーパーなどの水溶性のものに対しては、ラバーカップは有効な手段です。
しかし、水に溶けない固形物が原因の場合、ラバーカップを使用することでつまりが悪化する恐れがあります。

Q4.複数の場所で同時につまりやすいときはどうすれば良いですか？

キッチンやお風呂、洗面所など、複数の排水口で同じように流れが悪くなっている場合は、排水マスでつまりが起きている可能性があります。
排水マスは小さなマンホールのような見た目をしたもので、構造によってはご自分での作業が難しく、誤った方法で汚水を溢れさせてしまうリスクがあるでしょう。
そのため、早めに水道修理業者に相談することをおすすめします。

Q5.冬のつまりを防ぐために特に意識しておきたいポイントはありますか？

油を流さないことや、髪の毛をできるだけ排水口に流さないこと、定期的に排水口の掃除を行うといった、基本的な対策が重要です。
また、年末の大掃除と合わせて、水まわりの排水状態をチェックしておくと、年末年始の忙しい時期のトラブル予防につながります。

冬の排水環境を快適に保つためのポイント

冬は、気温低下による汚れの固まりやすさや、年末年始の使用量増加などが重なり、排水つまりのリスクが高くなる季節です。
しかし、日頃のちょっとした心がけや、早めの点検によって、多くのトラブルは予防することが可能でしょう。
 
キッチンでは油分を流さない工夫をしたり、洗面所やお風呂では髪の毛や石鹸カスの除去を試みたり、トイレでは適切な洗浄と大量に一気に流さないなど、場所ごとにできる対策を意識してみてください。
 
そして、少しでも流れが悪いと感じたときや、水面がポコポコ鳴る、異臭がするなどの違和感を覚えたときは、そのまま様子を見るのではなく、早めに水道修理業者に依頼することが大切です。
 
私たち「ちば水道職人」は、冬の排水つまりや水まわりのトラブルに関するご相談を、年中無休で受け付けています。
 
ご自分での対処に不安がある方や、何度対処しても改善しないと感じる方は、どうぞお気軽にご相談くださいませ！
専門的な点検と適切な作業で、冬の水まわりを安心してお過ごしいただけるようサポートいたします。