ちば水道職人

スッポンで解消できる?トイレつまりを直す方法と失敗しないコツ

「トイレがつまった!」という緊急事態に直面すると、多くの方が慌ててしまうものです。
特にご自宅にお子様や高齢者がいらっしゃる場合、トイレが使用できない状況は生活に直結する大きな不安となります。
 
そんな時に役立つ道具のひとつが「スッポン(ラバーカップ)」です。
スッポンはとても便利な道具で、正しく使用すればトイレのつまりを解消できることがあります。
ただし、使用方法を誤ると逆効果になることもあるのです。
 
そこで今回は、スッポンを使用したトイレつまりの解消方法や注意点、さらに予防のための習慣についてご紹介します。

目次

トイレつまりが起こる主な原因


トイレがつまる原因は日常生活の中に潜んでおり、ちょっとした習慣や不注意から発生することもあります。
最初に、トイレがつまる状態と代表的なつまりの原因について確認していきましょう。

トイレがつまるってどういう状態?

トイレがつまったときには、普段とは違うサインがいくつか現れます。
 
まず代表的なのが「排水が滞る」という状態です。
水を流しても勢いがなく、便器内に水がたまったままスムーズに流れていかない場合、排水管内で何かがつまっている可能性が高いと考えられます。
 
また、「ゴボゴボ」という異音が発生するのも特徴的な症状です。
これは排水の流れが妨げられ、排水管内に空気が入り込むことで起こる音です。
異音がする場合はつまりが進行しているサインであり、そのまま放置すると完全につまってしまう危険もあります。
 
さらに、トイレの水位にも注目しましょう。
通常よりも水位が高くなり流れ切らない、あるいは逆に水位が極端に低い状態が続く場合は、排水管内の流れが正常に機能していない可能性があります。
水位の異常は、便器の奥でつまりが発生していることを示す重要なサインです。
 
このように、トイレのつまりは水の流れ・異音・水位の変化といった形で現れます。
小さな異変を見逃さずに早めに対応することで、深刻なトラブルを防げるでしょう。

トイレつまりの主な原因3選

トイレがつまる原因の多くは、ちょっとした使用方法の問題にあります。
代表的な3つの原因を知っておくことで、予防にもつながるでしょう。

トイレットペーパーの流しすぎ


トイレットペーパーを一度に大量に流すと水に溶け切らず、排水管で固まりやすくなります。
特に、節水対策を講じている場合や節水型トイレでは、水量不足でつまりやすくなるため注意が必要です。
 
トイレットペーパーのように水溶性の物が原因でつまった場合、スッポンでつまりが解消できます。

異物を落としてしまった


お子様のおもちゃやスマートフォン、ボールペン、生理用品などは水に溶けず、流すと深刻なつまりを引き起こします。
 
これらの水に溶けない性質の物が原因のつまりをスッポンで解消しようとすると、原因物が排水管の奥に入り込んでしまいつまりが悪化する恐れがあるので注意してください。

節水型トイレの水量不足


節水型トイレは水の使用量を抑えるための設計になっており、従来型のトイレに比べると流す水の量が少なくなっています。
代わりに、水流の勢いや渦で効率的に流す工夫がされているのです。
 
そのため、大量のトイレットペーパーや排泄物を流すと、つまりが起きやすい傾向があります。
流す際は一度に大量の物を流そうとせず、分けて流すことが大切です。
 
節水型トイレのつまりも、水溶性の物が原因の場合はスッポンで解消できます。

トイレつまりの強い味方!スッポンの種類と選び方


ラバーカップ、通称「スッポン」はトイレつまりを解消する際に欠かせない道具です。
スッポンは大きく分けて3種類あり、トイレの形状やつまりの状況によって適切な物を選ぶ必要があります。
ここではスッポンの種類ごとの特徴と、選ぶ際のポイントをご紹介します。

実は3タイプある!スッポンの種類の違い

一口にスッポンと言っても、形状や構造に違いがあることをご存じでしょうか?
 
スッポンには大きく分けて「洋式トイレ用」「節水型トイレ用」「和式トイレ用」の3タイプがあり、それぞれのトイレに合わせて設計されています。
合わないタイプを使うと密着が不十分になってしまい、効果を発揮できないどころか、便器や排水管を傷つける原因になることもあるため注意が必要です。

洋式トイレ用


和式トイレ用と似ているけれど突起がついている物が、洋式トイレ用のスッポンです。
洋式トイレ用のスッポンはゴム製のカップの内部から突起が出ており、便器の排水口にぴったり密着することで強い吸引力を発揮します。
 
突起部分が洋式トイレ用の排水口に合わせて広がっているため、洋式トイレの排水口にフィットしやすいのが特徴です。
和式トイレ用のスッポンの方がイメージとしてメジャーかもしれませんが、洋式トイレのつまりにはこのタイプが適しています。

節水型トイレ用

近年普及している節水型トイレは従来の洋式トイレよりも構造が複雑なことが多く、洋式トイレ用のスッポンではうまく密着しないケースがあります。
そのため、節水型トイレにフィットしやすいスッポンが開発されているのです。
 
節水型トイレでも使用できるスッポンは「汎用タイプ」とも言われており、キャップのツバの様な物がついた見た目をしています。
また、先端のカップが柔軟に変形する構造になっており、狭い排水口や複雑な曲線にもしっかりフィットするのが特徴です。
 
節水型トイレを使用しているご家庭では、このタイプを選ぶことで作業効率が大きく向上します。

和式トイレ用


スッポンと聞くと、和式トイレ用のスッポンのフォルムを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
実はこの見た目のスッポンは和式トイレ用のスッポンで、和式トイレにフィットしやすい構造をしています。
 
和式トイレは排水口が床に直に設けられており、洋式用スッポンではフィットしません。
そのため、和式トイレ専用のスッポンが存在しているのです。
 
和式トイレ用のスッポンはカップ部分が円錐形(えんすいけい)に近く、床面にしっかりと押し当てられるよう設計されています。
公共施設や古い住宅で和式トイレを使用している場合は、この専用タイプを用意しておくと安心です。
 
また和式トイレ用のスッポンは、キッチンのシンクや洗面台、お風呂場の排水口にもフィットしやすいため、これらの場所がつまった場合にも活用できます。

正しいサイズ選びのポイント

種類だけではなく、スッポンのサイズ選びも重要です。
 
排水口に対してカップが大きすぎると密着せず、小さすぎると十分な圧力をかけられません。
目安として、排水口をしっかり覆える大きさの物を選ぶことが大切です。
 
また、ゴム部分の柔軟性もチェックしましょう。
硬すぎると密着しづらく、柔らかすぎると力を伝えにくくなります。
 
購入時には「洋式トイレ用」「節水型トイレ用」「和式トイレ用」といった表記を確認し、ご自宅のトイレに合ったサイズと形状を選ぶようにしましょう。

スッポンの正しい使用方法


トイレのつまりを解消するためにスッポンを使用する際は、正しい手順と準備が欠かせません。
誤った方法で行うと、便器から汚水が溢れてしまったり、便器や配管を傷めてしまうリスクがあります。
以下で一連の作業手順をご紹介します。

準備する物

【準備する物】

  • スッポン
  • ゴム手袋
  • 雑巾
  • 新聞紙や養生シート
  • コップやバケツ
  • ドライバーやコイン

 
トイレつまりを解消する作業は衛生面のリスクが高く、手や服、トイレ空間を汚さないための準備が必須です。
新聞紙やビニールシートは床に広めに敷いておくと、飛び散った水を吸収して掃除が格段に楽になります。

止水栓を閉める

作業を始める前に必ずトイレの止水栓を閉めます。
止水栓を閉めないままスッポンを使用すると、水位が急上昇して便器から水が溢れ出す危険があるでしょう。
 
トイレの止水栓は、トイレまわりの壁や床付近に取りつけられているため、ドライバーを使用して閉めてください。
ドライバーがない場合は、厚みと大きさのある、10円や100円などのコインで代用できます。
 
止水栓は時計回りに回せば閉まりますが、固着している場合は回らない可能性もあるでしょう。
固着している止水栓を力任せに回すと壊してしまう恐れがあるため、力加減に注意してください。

トイレまわりの養生

スッポンを動かすと水が跳ねたり、汚水が飛び散ったりする可能性があります。
便器の周囲には必ず新聞紙や養生シートを敷いてください。
 
壁の被害を抑えるためには、ビニールシートを腰の高さまで壁に立てかけると、横方向への飛散を防げます。
後片付けを最小限にするためにも、養生を徹底することが大切です。
 
それでも飛び散ってしまった場合は、雑巾で速やかに拭き取るようにしましょう。

水位の調整

スッポンは水の抵抗を利用して異物を動かす道具です。
そのため、便器内の水位が適切でなければ効果を発揮できません
 
水位が高すぎる場合はコップやバケツで水を汲み出してください。
逆に水位が低すぎる場合は、コップやバケツで水を足し、スッポンのカップ部分がしっかり浸る状態にしましょう。

カップを密着させる方法

スッポンの効果を最大限に発揮するためには、カップと排水口を完全に密着させる必要があります。
角度がずれていたり隙間が空いていると真空状態を作れず、空気が逃げてしまうのです。
 
カップを排水口の中心に当て、全体が均等に便器内に吸いついているか確認してから作業を始めましょう。

押し引き動作は「引く」が重要

スッポンは押すよりも引く動作が重要です。
押すことで水圧をかけ、引くことでつまっている物を手前に動かし、最終的に流れやすくします。
 
動作のコツは「押すときはゆっくり、引くときは力強く」です。
10回程度リズムよく繰り返すことで、排水管内のつまりを解消します。

つまりが解消しているかの確認方法

作業後は水の流れや水位の高さを確認します。
 
水が勢いよく流れ、便器内の水位が一定に戻ればつまりが解消したサインです。
逆に水がゆっくり引くだけであったり、異音が残る場合はつまりが完全に取れていない可能性があります。
この場合は再度スッポンを試すか、別の方法に切り替えましょう。

止水栓を開けて水を流す

つまりの解消を確認したら止水栓を開け、少量の水を流してチェックします。
いきなり大量の水を流すと、まだ異物が残っている場合に再び溢れる危険があるため、最初は少しずつ流すのが安全です。
 
数回繰り返して問題がなければ、通常の水量で流してみましょう。

スッポンの片付け方

使用後のスッポンは雑菌が付着しているため、しっかり洗浄して乾かすことが重要です。
バケツにお湯と中性洗剤を入れ、スッポンを数回押し引きして汚れを落とします。
 
その後は水ですすぎ、風通しの良い場所で完全に乾かしてから収納しましょう。
濡れたまま保管するとカビや悪臭の原因になるため、注意してください。
 
スッポンをむき身のまま保管することに不安を覚える場合は、カップ部分をビニール袋に入れるなどの工夫をしてください。

スッポンを使用する際の注意点とNG行動


スッポンはトイレつまり解消の強い味方ですが、使用方法を誤ると便器や配管を傷めてしまったり、状況を悪化させてしまったりすることがあります。

NG①力任せに押し込まない

強い力で押し込むと水が逆流して汚水が飛び散る危険があります。
また、つまっている物が排水管の奥に押し込まれてしまい、つまりが悪化するケースもあるでしょう。
こうなってしまうとご自分での対処は難しく、水道修理業者にトイレつまりの解消を依頼する必要があります。
 
スッポンは押すより引く動作が重要であることを忘れず、リズムよく動かすことが大切です。

NG②薬剤や熱湯を併用しない

ピーピースルーやパイプユニッシュなど、市販の薬剤もしくは熱湯をスッポンと同時に使用するのは避けましょう。
薬剤は強い成分を含むことがあり、飛び散ったときに皮膚や目に付着すると危険です。
また熱湯は便器や排水管を傷める恐れがあり、破損のリスクが高まります。

NG③便器を傷めるほど繰り返し使用しない

頑固なつまりや繰り返すつまりは、スッポンを何度も使用することで解消する場合もありますが、頻度が高いと便器に負担をかけてしまいます。
特に陶器製の便器は強い衝撃に弱く、表面にヒビが入ると水漏れの原因になってしまうこともあるのです。
 
数回試して改善しない場合は、別の方法に切り替えるか、水道修理業者に相談してください。

NG④つまりの原因が異物などの場合はスッポンを使用しない

お子様のおもちゃや固形物などを誤って流した場合、スッポンでは取り除けません。
スッポンを使用して取り除こうとすると、逆に排水管の奥へ異物を押し込んでしまう可能性があるため、無理に作業するのは控えてください。
 
異物がつまりの原因の場合は、水道修理業者に依頼するのが確実です。

NG⑤災害後に発生したつまりは水道修理業者に相談が安心

千葉県にお住まいの方の中には、2011年3月11日に発生した東日本大震災で、断水を経験された方もいらっしゃると思います。
東日本大震災では千葉県浦安市などの一部エリアで液状化が起こり、長期間の断水が発生したエリアもあります。
また、液状化していないけれど地震で電気が止まったことにより、集合住宅の上層階に水が上がって来なくなってしまい、数日間の断水を経験した方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
当時は災害用トイレの備えをしているご家庭は少なく、トイレをそのまま使用し、バケツで水を流していた方もいらっしゃいます。
このバケツなどを利用して水でトイレを洗浄する行為は、水量が足りずにつまりが発生しやすくなる行動の一つです。
 
当時千葉県市川市に住んでいた筆者のまわりでは、断水が解消した後につまりが発生し、スッポンで解決を試みたところつまりが悪化したという話が飛び交っていました。
スッポンはトイレットペーパーや排泄物など、水溶性のつまりの解消に効果的ではありますが、つまっている量が多い場合はつまりを排水管の奥に押し込んでしまい、強固なつまりを発生させることがあるのです。
 
また、地震で排水管が損傷し、排水が正常に行われないことがつまりの本当の原因というケースもあります。
地震などの災害後に発生したつまりはご自分で解消を試みるよりも、水道修理業者への相談がおすすめです。

NG⑥スッポンの種類を間違えるとつまりは解消しない

洋式トイレ用、和式トイレ用、節水型トイレ用など、スッポンには種類があります。
便器の形状に合わないスッポンを使用すると密着せず、効果を発揮できません。
作業前に必ず便器のタイプを確認し、正しいスッポンを選びましょう。

スッポンでつまりが直らない場合の対処法


スッポンを正しく使用してもつまりが解消しない場合は、別の手段を試してみてください。

重曹やお湯を使用する方法


軽度のつまりなら重曹+クエン酸(酢)とお湯の組み合わせが効果的です。
 
まず便器に重曹を入れ、その後クエン酸を入れます。
その上からぬるま湯を便器の半分くらいまで注ぎ、1時間程度放置してください。
放置している間に汚れやつまりが分解され、流れやすくなる場合があるのです。
 
ただし熱湯は便器を傷めるため、必ず40〜50度程度のぬるま湯を使用してください。

ワイヤーブラシの活用


ワイヤーブラシを使用すると、排水管の奥にある異物や汚れを直接かき出せます。
柔軟性のあるワイヤーブラシを使用すれば、曲がりくねった排水管にも対応可能です。
固形物やトイレットペーパーの塊など、スッポンでは取り除けないつまりに有効です。

水道修理業者に依頼する


ご自分でできる範囲の対処法を試しても改善しない場合は、水道修理業者に依頼してください。
特に異物が原因のつまりや、配管の奥で発生しているつまりはご家庭用の道具では解消できません。
早めに水まわりの専門家に相談することで、便器や配管を傷めるリスクを回避できます。

水道修理業者に依頼するタイミングの見極め方

トイレつまりは軽度の物であればスッポンや市販のアイテムで解消できます。
しかし、次のような状況では早めに水道修理業者に依頼するべきです。

異物を落とした

まず、異物を流してしまった場合です。
お子様のおもちゃやスマートフォン、ボールペンなどの小物などを誤って便器に落としたケースの場合、ご家庭用の道具では取り除けないことがほとんどです。
無理に押し流そうとすると排水管の奥でつまり、被害が拡大してしまいます。

繰り返すつまり

次に、何度も繰り返すつまりです。
一時的に流れが改善しても、数日や数週間で再発する場合は、排水管の奥に原因が残っている可能性があります。
排水管の構造的な問題や、見えない場所での汚れ・尿石の蓄積が考えられるため、専門的な調査と洗浄が必要です。

悪臭が発生している

悪臭や水漏れが伴う場合も危険信号です。
排水管に異常があると汚水が逆流したり、接続部分から水漏れが発生することがあります。
放置すると床材や壁材にまで浸水し、修繕費用が大きく膨らむ恐れがあります。

水位が高すぎたり低すぎたりする

さらに、トイレ全体の水位異常が続く場合も要注意です。
水位が高く溢れそうになる、逆に低すぎて流れないなどの症状は、下水管の圧迫や大規模なつまりが進行している可能性を示しています。
こうした場合、ご自分で対応するのは困難です。
 
このように、ご自分で対応できる範囲を超えた症状が見られたら、早めに水道修理業者に依頼することが被害拡大を防ぐ一番の方法です。

水道修理業者に依頼する際の注意点

水道修理業者に依頼する際は、ポイントを押さえて依頼するようにしてください。
ポイントを押さえておくことで、高額請求をしない優良業者に依頼できます。

水道局指定工事店の認定を受けているか

まず確認すべきは、「水道局指定工事店(指定給水装置工事事業者)」であるかどうかです。
 
水道局指定工事店は、千葉県の各自治体から認可を受けており、法令に基づいた適切な工事を行うことが保証されています。
無認可業者に依頼すると、不適切な修理や高額請求のリスクが高まるため、水道局指定工事店に依頼するようにしましょう。

概算費用の確認

次に、費用と作業内容の事前確認を必ず行ってください。
 
電話やお見積もり時に「出張費」「作業費」「部品代」以外の費用が発生するかを確認し、作業中に追加作業が発生した場合の対応も尋ねておきましょう。
もしお客様の質問の回答を濁したり、話題を変えるようであれば、その業者は依頼することは控えた方が良い水道修理業者です。
 
また、事前に合意した内容と請求額が異なる場合はトラブルの原因になります。
お見積もりはなるべく書面で残しておくことが安心です。
 
なお、説明はしっかりしているけれどお見積もり内容が高いと感じる場合は、相見積もりを取得して他社と比較しましょう。

作業時間の確認

作業時間の目安も確認しておくとよいでしょう。
すぐに解決できる軽度のつまりもあれば、数時間かかる大掛かりな作業になる場合もあります。
予定がある方は作業時間を把握しておくと安心です。

アフターサービスの有無

さらに、アフターサービスや保証の有無もチェックしましょう。
修理直後は改善していても、修理が正しく行われておらず、つまりが再発することがあります。
そして、再発した際に追加費用がかかるケースもあるのです。
 
保証期間や再発時の対応の有無を確認することで、安心して依頼できます。
 
このように、信頼できる水道修理業者を見極め、依頼時に確認すべきポイントを押さえておくことで、トラブルを避けつつスムーズに解決できます。

賃貸住宅の場合

なお、賃貸住宅の場合は、管理会社や大家への連絡を忘れないでください。
勝手に修理を依頼すると、後で費用の負担や原状回復を巡ってトラブルになることがあります。
必ず管理者に連絡を入れ、了承を得てから水道修理業者に依頼してください。

トイレのつまりはちば水道職人にお任せください!

ちば水道職人は地域に根差した水まわり修理の専門家です!
最短30分で現場に駆けつけ、お客様のお困りごとを迅速に解決いたします。
 
ちば水道職人では、お見積もりやお見積もり後のキャンセルは無料のため、お困りごとのご相談だけの場合も承っております。
また、修理や交換といった作業は、お客様にお見積もりをご確認いただき、お見積内容にご承諾のサインをいただいてから作業しております。
追加作業が発生した場合もお見積もりを発行し、お客様のご承諾をいただいた場合しか作業いたしません
そのため、お見積書に記載の金額以上の費用は発生せず、高額請求は一切いたしません
安心して水まわりのトラブルをお任せください。
 
トイレのつまりや水漏れなど、水まわりのトラブルはなんでもご相談くださいませ!

スッポンが無い?!代替品と使用時の注意点


急なトイレつまりでスッポンが手元にない場合、身近なアイテムで代用してつまりを取り除けます
ただし、いずれの方法も無理に行うと便器や排水管を傷つける恐れがあるため注意が必要です。
 
また、つまりの原因が水溶性ではない物の場合、スッポン同様つまりは解消できません。
ここでは代表的な代替品と使用時の注意点をご紹介します。

ペットボトル


大きめのペットボトル(2リットル推奨)の底をハサミやカッターで切り取り、カップ状にして使用します。
切り口を排水口に密着させ、スッポンと同じ要領で押し引きを繰り返すことで水圧をかけ、つまりの原因を動かせるのです。
 
ただし、ペットボトルは耐久性が低いため、強く押し込みすぎると変形したり破れることがあります。
また、切り口が鋭利になるため、作業前にテープで覆うなどして手を切らないよう注意が必要です。

ラップ


便器全体をラップで何重にも覆い、水を流すとラップが膨らんで圧力がかかります。
その状態で手のひらで押し込むと水圧が発生し、つまりを解消できる可能性があります。
 
衛生的で手軽に試せる方法ですが、ラップが破れると水が飛び散るリスクがあるため注意してください。
また、しっかりと密閉できないと効果が弱まり、つまりを解消できません。
便座部分に隙間なく貼りつけることが重要です。

ビニール袋


厚手のビニール袋に雑巾や古布をつめて結び、即席のカップ状にした物を排水口に押し当てます。
スッポンのように押し引きを行うことで水圧を発生させ、軽度のつまりであれば改善が期待できます。
 
ただし、使用後は汚水が付着するため処分が必要になり、再利用はできません。
緊急時の応急処置としては有効ですが、衛生面のデメリットが大きい方法です。
 
ビニール袋の中にご自分の手を入れて同じことができますが、その場合はビニール袋を何重にも重ね、ゴム手袋を着用の上で行ってください。

針金タイプのハンガー


ハンガーを伸ばしてワイヤー状にし、便器の奥に差し込んでつまりの原因をかき出す方法があります。
比較的安易に試せる方法ですが、無理に差し込むと便器内部に傷をつけるリスクがあります。
 
また、つまりの原因を取り出すのには向いていますが、水でほぼ溶けて形を保っていないような柔らかいつまりにはあまり効果を発揮しません。
 
作業する際はタオルやゴム手袋を必ず用意し、つまりの原因の破片や汚水が飛び散っても対処できるよう準備しておきましょう。

トイレつまりを予防するための習慣


トイレのつまりは突然起こるできごとですが、日常のちょっとした習慣で予防することが可能です。
トイレの状態を事前に注意しておけば、急なトラブルを避け、安心してトイレを使用できる環境を保てます。

トイレットペーパーを大量に使用しない

トイレットペーパーは水に溶けるよう設計されていますが、一度に多く流すと水量が不足して溶けきらず、排水管内に留まってつまりの原因になります。
特に節水型トイレは流れる水の量が少ないため、従来型のトイレよりつまりやすい傾向があるため注意してください。
トイレットペーパーは数回に分けて流す習慣をつけることが大切です。

異物をトイレに流さない

トイレは「トイレットペーパーと排泄物」以外を流すことを想定していません。
ティッシュペーパーやペット用のトイレシート、生理用品などは水に溶けないため、排水管を塞ぐ大きな原因になります。
 
また、お子様が誤っておもちゃや小物を落としてしまうケースも多く見られます。
異物を流さない工夫としては、トイレにごみ箱を設置する、小さいお子様がいらっしゃるご家庭では注意して見守るといった対策が効果的です。
 
なお、トイレに流せると謳われているペット用のトイレ砂やお掃除シートは、水に溶けるのに時間がかかります
一度に大量に流すとつまってしまうため、数回に分けて少しずつ流してください。

定期的にトイレの点検や掃除を

トイレのタンクや便器は長年使用すると部品が劣化していきます。
部品のゆるみや水の流れの異常は、つまりを引き起こす前触れという可能性があります。
定期的に点検を行い、水位や流れの異常がないかを確認しましょう。
 
また、便器内部の掃除を怠ると尿石や汚れが蓄積し、水の流れを悪化させる原因になります。
定期的な掃除は見た目をきれいに保つだけではなく、トラブルの予防にもつながるのです。

スッポン活用のポイントを押さえよう


スッポンは正しく使用すれば、トイレつまりを安全かつ効率的に解消できる便利な道具です。
しかし誤った使用方法の場合、つまりを悪化させるリスクもあるため、注意点を理解して活用することが大切です。
 
また、スッポンがないときの代替方法や注意点を知っておくことで、緊急時にも落ち着いて対応できます。
 
そして、ご自分で対処してもトイレのつまりが解消しない場合は無理をせず、水道修理業者に依頼してください。
水まわりのプロである私達ちば水道職人は、トイレのつまりや水漏れの解消を通じて、お客様が安心して生活できる環境を支えています。
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